【準備編】万年筆用ラメインク自作!

突然ですがラメインクを作ります!!

今回は使うものの紹介だけです。

前置き長いですがとばしても問題ないです!

 

どうしてラメインクを作ろうと思ったかというと…

以前から欲しいと思って狙っているガラスペンがありまして、それはもう中二心をくすぐりまくるデザインなんですよね。(気になる方は「哲磋工房 wizard」で検索してね!)

職人さんの一点ものなうえに人気の職人さんなので、ネットで販売されたら数秒で売り切れるのが常なんですが、いつか手に入れた時にそのペンに合わせた綺麗なインクを使いたいなーということでまずインクに興味を持ちました。

インク沼とはよく言ったもので、インクについて調べているうちに欲しいインクはいっぱいになり万年筆にも興味を持ちはじめラメインクなんてものもあるのかぁインク混色も気になるなぁ…と調べれば調べるほど深みにハマりそうになりつつ、今回はそのガラスペンに合わせて”魔法が使えそうなインク”というコンセプトでインクを用意することに。

 

”魔法が使えそうな”ということで普通のインクよりもラメインクがいい!絶対ラメインクにする!!というのと、欲しいガラスペンは青色にキラキラ輝くのでそれに合わせて青系のインクにする!!という2点を決めました。

 

目標はティアラ

目標としてサクラクレパスのティアラ(ラメインクのボールペン)と同じくらいのキラキラを目指します。私が小学生のころめっちゃ流行ったんですけど今全然見ませんね。

 

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…こうして見ると角度によって紺にも水色にも見えるし裏抜けもしないしラメの粒子も細かいし滲まないしでめちゃくちゃクオリティ高いですね…サクラクレパスの技術力恐るべし。

 

ベースにするインク

さておきまずはインクを購入。小分け売りされていたものを3色購入しました。それがこちら

 

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パイロットの万年筆用インク「色彩雫(いろしずく)」の朝顔、露草、天色です。

赤みのある深い青、スタンダードなさわやかな青、少しだけ緑寄りのさわやかな水色といった感じ。

小分けじゃなければamazonとかでも売ってます。

 

入れるラメについて模索

で、このインクにラメを混ぜていくのですが、調べてみたところどうやら普通のラメでは粒子が荒く、万年筆に入れた時に詰まってしまったりするみたいです。ガラスペンで使うものを作ると書きましたが、ガラスペンが手に入るまでは万年筆で使いたいと考えているのでこのへんは気を付けていこうと思います。

 

ラメ候補1

超微粒子!と書いてたので買ってみたんですがなんか思ったより荒い…amazonで100円くらいで売ってるラメです。

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ティアラのラメは指でこすると紙に刷り込まれていくほど細かいのですが、これは紙の上をさらさらと移動するだけで、指で触るとじゃりじゃりします。明らかに荒いのでボツ!

 

ラメ候補2

100均のキャンドゥで売っているネイル用のパウダーです。

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ゴールド以外は写真を撮る前に袋捨てちゃいました、ごめんなさい。

ミラーネイル(パウダーを擦りつけてネイルを鏡面仕上げにする)用のパウダーだけあって粒子がめちゃくちゃ細かいです!ティアラと同じようにこすると紙に刷り込まれます。事前に調べて買いに行ったのですがどうやらシルバーだけは粒子が荒いらしいので購入しませんでした。ブルー、アクア、ピーコックはラメというよりパールっぽくなりそうですが買ってみました。裏の原材料を見る限り全色ともガラスでできているようです。ガラスならインクの中で変質してしまうこともなさそうなので一安心。

 

ラメ候補3

プリアンファのミラーパウダーです。1000円くらいしました。

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プロのネイリストが使うミラーパウダーです。なんと2gで1000円です。高いわ。

しかし高価なだけあって粒子は細かく、こすると紙に刷り込まれました!これなら問題なく使えそうです。原材料はガラス、銀、塩化スズだそうです。銀入ってるの…?だから高価なのかな… 

ガラスはともかく銀とスズは大丈夫なんでしょうかね。私は使いますがもし真似される方は自己責任でお願いします。

 

 

記事が長くなりそうなのでいったんここで切ります。

次回、100均のミラーパウダーと、高価なプロ用のパウダーの計5種類を使ってキラッキラのラメインクを作っていこうと思います。

次回:【実践編】万年筆用ラメインク自作!